吹奏楽部必見!?音量を目で見ることができるアプリ!

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皆さんこんにちは!テューバプレイヤーの平野貴大です!
今日は皆さんがよく気にする「音量」に関する事を紹介します!
どんなものかというと・・・?

音量を目で見ることが出来るアプリ

こんなものがあるのです!笑さてアプリを紹介する前にこんなお話を…

音量は音の強さではない

皆さんは先生や先輩などからこんな事を言われたことはありませんか?

音が小さい!
もっと吹いて!
君たちのfはmpくらいだ!

僕の生徒でも良く言われていますし、僕も時々言ってますね笑

しかしながら演奏している生徒たちを見ていると、ある誤解をよくしているように思えます。

それは音量は「音の強さ」だと思っている人が多くいるという事。

そもそも音量というのは空気振動の周波数や音の継続する時間、そして音質や音色(音の響き)によって変わるのです。これを勘違いしてしまっている学生さんは多いと思います。

つまり音量≠音の強さなんですよ泣

もっと吹いてー!と言われるとつい強く(荒く)吹いてしまいがちではありませんか?

我々の楽器は倍音という響きの元のようなもの(十分に響かせることにより倍音が生まれる)などを含むことによって音色を構成しています。この響きを潰してまで強く吹いても客席には大きく聞こえません。

例えば野球応援などで客席で応援しているおじさんが

ガンバレー! 

と怒鳴りに近い声で声援を送っていたとしても近くでは大きく聞こえますが、反対側の応援席では聞こえますか?

それの反対に応援団などで太く長い声で応援している人の声は近くではそんなにうるさく聞こえませんが遠くまでよく聞こえます。

これはあくまで例えですが、楽器を演奏する際もこの”近鳴り”(ぢかなり)で大きい音が出ていると勘違いしないよう気をつけて頂きたいです。

その響を犠牲にしないという前提で、では実際「f」ってどれくらい吹けばいいの?これは「f」で吹けているの?という疑問があると思います。
やはり音で聞いただけでは分かりづらいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで!!

音量を目で見ることができるアプリをご紹介致します!

音量を目で見ることができるアプリSPL Meterがすごい!

SPL Meter

デシベルメーターとも言ったりしますが、いわゆる騒音計です。

本来は家の騒音や電車の音を測るために使う機械ですが楽器でも使用出来る性能のアプリがiPhoneで出ています。

実際にアプリを起動して吹いてみると音に反応して針が動きます。RANGを110に設定するとちょうど-1〜+1くらいの位置がfになると思います。音階など吹いてみると針がfを指す音と指さない音があります。これは楽器の特性上なりにくい音だったり自分が苦手な音だったりするわけですが、曲でfを吹くときにそんなことをお客さんに説明するわけにはいきませんよね?笑

つまり針が指さない音は聞いている側にはfに聞こえていないので特にしっかり吹かなくてはなりません。同様の事が低音を吹いたときなどにも言えるでしょう。

どの運指の音、どの音域でも自分がfと決めた針の位置で吹くように気をつければ聞いている側にも均等にfに聞こえます。

また、fのみではなくて曲のフレーズが同じダイナミクス(音量)で吹けているのかの確認にも使えますね。

自分は常にこの音量で吹けている!と思っていても意外と聞いている側にはそう聞こえていないという事が目で見てわかります。

SPL Meterの注意点

これはあくまで練習の参考にするものであって全てがメーター通りという事ではありません!
前述した通り、響を失った荒い音で針を動かさないように要注意です。また、置く位置や吹く場所などにもよって反応は変わってしまいます。ベルを直接iPhoneに向けないように吹くと良いと思います。

アプリを使って自分なりの練習法などを考えてみても面白いかもしれませんね。

SPL Meterは実際の機械は5,000〜30,000円程度しますが、このアプリはなんと120円です。
今のところ残念ながらiPhoneのみでしか出ておりません。
楽器の練習のスパイスに取り入れる分にはかなり面白いと思います。

練習の中で客観的に知りたかった音量を目で見てわかるアプリ、皆さんもお試しあれ!

SPL Meterの設定の仕方について

●まずRANGEと呼ばれるレベルを調節する部分を110に設定します。

●RESPONSEはFASTに設定します。

※SLOWは航空機騒音や鉄道騒音など変化が少ない状況で使うものです。
今回は瞬間的な音量の変化を測定するためFASTになります。

●WEIGHTINGはCに設定しましょう。

※「A」はA特性補正のAです。
人間の耳は同じ音圧やエネルギーでも周波数により音の大きさが違って聞こえます。
つまり人間の耳で実際に聞こえている数値を表示しています。
あまりにも高い音やもの凄く低い音はあまり大きく聞こえないですよね?それです。

一方「C」はC特性補正と言ってある基準値を超えた周波数を測定するための設定です。
楽器の場合は基準値を超えるためCで測定します。

この記事を書いた人

平野貴大

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テューバプレイヤー。
テューバを大塚哲也に、オーケストラスタディを佐藤潔に師事。
また、鈴木浩二、Rex Martinの各氏に指導を受ける。
クラシックの他にもビックバンドやファンクバンドなどジャンルの幅を超えて活動する。
また関東を中心に小学校から高校生までの吹奏楽指導など後進の指導にあたっている。
2017年4月よりコミュニティFMラジオ 湘南マジックウェイブ「Allegro con brio!!!」のパーソナリティを務める。
番組内でも現役の吹奏楽部員を対象としたコーナーを通じて中高生の悩みや質問に答えている。
現在、武蔵野音楽大学に在学。

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